旅する女のラプソディー

20代をニューヨークで生き、離婚して帰国、環境問題に目覚めたシングルマザーの子連れアメリカ留学。40歳で大学卒業、45歳で大学院卒業、55歳で妊娠、出産。科学を愛し、旅をつづける女の半生、高齢出産やナサ(NASA)での仕事、アメリカ暮らしのあれこれなど、など

地球は大丈夫、でも人間は生き残れないかも。

 

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地球上で起きている大変なこと

毎日聞こえてくる。

地球が悲鳴をあげているのではなくて

地球が人間たちに送ってくるメッセージ

早くなんとかしないと、人間たちは生き残れないぞって。

以前、塾をやっていたころ、

子供達にいつも描いてみせた図がある

まあ〜るい地球に

動物たち    森、 林

植物たち    虫たち

海       魚やクジラ

ビルや工場

そしてヒト

森がなくなると、動物たちもいなくなる

虫もいなくなる

森がないと二酸化炭素がいっぱい増えて

温暖化がもっともっと進む

魚はヒトが食べるためにたくさんとってしまってもうすぐ海には魚がいなくなる。

クジラやイルカ、ウミガメが漁のための網に絡まって死んでしまっている

サメのお腹の中からも私たちの捨てたプラスチックゴミ

細かく砕けたプラスチックは今ではミクロのサイズになって海に

そして空気中に浮いている その数は宇宙の星にもとどく

魚のいない海は人間の望んでいるようなエコシステムを保てない。

カリフォルニアの昆布の森も絶滅の危機

昆布の森がないとウニもお腹をすかし、ラッコも住むところがない

陸上ではヒトが食べるための牛を育てるために

たくさんの土地を使い

たくさんの水を使い

水がないので川から 湖から水を引いて

川もカラカラ、湖も干上がる

もうすぐ美味しい牛肉も食べれなくなる。

もうすぐ美味しい寿司も食べれなくなる。

水がないと田んぼも干上がってお米も作れない。

地上は海にのまれ

高層ビルだけが いちめん海と化した 水面から突き出ている

それが地球のシンボルになる日も遠くない

でも だいじょうぶ

ほら、地球からヒトが消えても

なんてことはない

動物なんかいなくなったって大丈夫

だって、地球はまた最初から始められる

地球の生命の誕生の時に生きていた古細菌バクテリアたちは

まだ、ほ〜〜ら、

あそこにもここにも

少しずつ長い時間をかけて酸素を作り出したり

多細胞になったり

新たな進化の始まり

絶滅は一瞬のこと

進化は地質学的、天文学的時間だ

今度、もしヒトのようなものが進化するときは

どうかもっと賢く進化できますように。

 

 

 

 

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